✅ 基礎代謝ってなに?
基礎代謝とは、「生きているだけで消費されるエネルギー」のこと。
何もせず寝ていても、心臓が動き、脳が働き、体温を維持するためにエネルギーを使っています。
✅ 基礎代謝の大半は「臓器と筋肉」で決まる!
実は、脂肪はあまりエネルギーを使いません。
一方、筋肉や肝臓・脳などの臓器は、かなりのエネルギーを使ってくれます。
以下は、1kgあたりの1日あたりの基礎代謝量(kcal)の目安です:
組織 | 1kgあたりの消費エネルギー | 特徴 |
---|---|---|
脳 | 約240kcal | 体重の約2%なのに全体の20%を消費する |
肝臓 | 約200kcal | 解毒・栄養処理の中心 |
心臓 | 約440kcal | 少量で高燃費な“超優等生” |
腎臓 | 約440kcal | 血液のろ過に24時間稼働 |
筋肉 | 約13kcal | 動かしてこそさらに燃える(運動とセット) |
脂肪 | 約4.5kcal | ほとんどエネルギー消費しない |
✅ 「筋肉1kgで13kcal」は少なく感じるけど…
確かに「筋肉は1kgで13kcal」と聞くと少ないように思えますが、
- 筋肉は全体で30kg近くある人も多い → 13kcal × 30kg = 約390kcal
- 運動すれば、活動代謝が何倍にも増える
- 筋肉が増えることで糖質の処理能力も向上し、太りにくい体に!
臓器は増やせませんが筋肉は増やせますから必然的に、
太りにくい体づくり=筋肉の多い体づくり
となるわけですね。
✅ 痩せ体質を目指すなら「筋肉と内臓の健康」を意識!
- 筋トレで筋肉量を落とさない(もしくは増やす)
- 栄養をしっかりとる(特にたんぱく質、ビタミンB群)
- 極端な食事制限で内臓を疲れさせない
この3つが「基礎代謝を高く保つ」コツです!
✅ まとめ:脂肪は燃えにくい、筋肉と臓器がカギ!
- 脂肪:ほぼ熱を出さない保温材
- 筋肉:地味だけど24時間働く省エネボディ
- 臓器:超高性能エンジン(特に肝臓と脳)
“どこで燃えるのか”を知れば、ダイエットはもっと理論的に進められる!
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