「糖質を摂りすぎると太る」とよく言われますが、それを司っているのがインスリンというホルモンです。 今回は、インスリンがどのように働き、脂肪とどう関係しているかを簡単に説明します。
■ インスリンとは?
インスリンは、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)を下げる働きを持つホルモンで、主に膵臓から分泌されます。
糖質を摂ると血糖値が上がります。 このとき、インスリンが出て糖を細胞に送り込み、エネルギーとして使わせたり、余った糖を脂肪として蓄えたりします。
■ 糖質→インスリン→脂肪の流れ
- 食事で糖質を摂る
- 血糖値が上がる
- インスリンが分泌される
- 筋肉・肝臓に糖が取り込まれる(使い切れなかった分)
- 残りは中性脂肪として蓄えられる
つまり、インスリンが出る=脂肪が作られやすい状態になるということです。
■ じゃあ糖質は悪なの?
答えはNOです。 インスリンは生きていくために必要不可欠なホルモン。 問題は“いつ・どれだけ糖質を摂るか”。
- 朝や運動前はエネルギーとして有効
- 寝る前や運動不足の日は控えめに
タイミングと量を管理することで、糖質も味方にできます。
■ まとめ
- インスリンは血糖値を下げるホルモンで、脂肪合成も促す
- 糖質の摂り方次第で太る原因にも、力の源にもなる
- 「知ってコントロールする」ことが、ダイエット成功のカギ
今後もホルモンや代謝に関する知識をわかりやすく発信していきます。
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