ダイエット中、「順調に減っていた体重が、ある日からまったく落ちなくなった…」という経験はありませんか?
それ、いわゆる停滞期かもしれません。 今回はその停滞期を乗り越えるヒントとして注目されている「リフィード」について解説します。
■ 停滞期とは?
体重がある程度減ってくると、体が「これ以上痩せたら危ない」と判断して、基礎代謝を落としたり、ホルモンバランスを変えたりしてきます。
これが停滞期。体の“防衛反応”のようなものです。
■ リフィード=あえて糖質を増やす戦略
リフィードとは、意図的に糖質を一時的に増やして、代謝を回復させる方法です。
糖質を増やすことで、
- インスリン分泌 → 筋肉への栄養供給
- レプチン(満腹ホルモン)分泌 → 脳が「飢餓状態じゃない」と判断
結果として、代謝が上がりやすくなり、再び脂肪が燃えやすくなることが期待されます。
■ どうやってやるの?
基本は:
- 1〜2週間に1回
- 普段の糖質量の1.5倍程度
- 脂質は控えめ、タンパク質は維持
例:ごはんを普段の75g→120gに、パンを1枚→1.5枚に など。
**“暴食”ではなく“戦略的な糖質補給”**と考えるのがポイントです。
■ こんな人におすすめ
- 停滞期に入り、体重がまったく落ちない人
- 明らかに代謝が落ちてると感じる人
- 食事制限を頑張りすぎている人
心にも体にも“安心感”を与えてあげることで、ダイエットが続けやすくなります。
コメント